6月13日、パリーグファンにとって衝撃的なニュースが飛び込んできた。近鉄とオリックスの両球団幹部が合併の話し合いにに合意したというのである。
もし近鉄とオリックスが合併したら、パリーグの球団の数は5に減り、さらに合併する球団が出てくれば、一気に1リーグへ移行すると言われている。
1リーグになってどういう問題がおきるのであろうか。
オールスターと日本シリーズが開催できない・・・。その問題は、問題の本質ではないと思う。というのは、東西対抗やプレーオフで十分補えるからだ。
では何が問題なのか。Jリーグのように地方への球団拡張が絶望的になることである。というのは、そもそもパリーグの球団は、1リーグを主張しているが、巨人戦の試合を1試合でも多く確保するためである。
もし巨人戦の試合を仮に組めるとすると、スタジアムはどこも満員になるし、全国で放送されるため、放映権だけで、1試合、1億円以上とれる。仮に5試合開催すれば、パの球団は、それぞれ10億円近い増収が出ることは、間違いない。
それだけに、パの球団は1リーグは目指し、セの球団は巨人戦の試合が少なくなるのを阻止するために、1リーグに反対する。要するに巨人戦の分捕り合戦といった方が、話は早い。
従って、1リーグのもとでは、新規球団の参入は、どの球団も巨人戦の試合が減るので、反対するため、絶望的である。もし1リーグ12球団で、将来的に球団拡張ができるのであれば、1リーグに反対する理由はない。
以上の理由で反対である。
もしあらかじめ球団が、経営の情報を公開していれば、ファンも積極的に観戦に呼びかけていただろうし、選手も年俸を上げるよう要求することもなかっただろうし、球団の合併は避けられたのかもしれない。
それにしてもパリーグの球団は、1リーグにするために、他球団と合併をしようとしたり、かと思えば、セの球団は、「10球団でも1リーグ反対」という人がいるなど、まさにファン不在であるといわざるを得ない。
本当にファンが望んでいるのは、1リーグか2リーグかではなく、どうやったら球団を削減しなくてもよいかという議論であったはずである。
by 赤黒ミツバチ
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