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Hawks2004〜他球団戦力考察B-2
他球団戦力考察#大阪近鉄編いてまえ打線の転換期
特集アンケート:Hawksオーダー勝利の方程式

 投手陣とは対照的に打線には少々不安が残る。中村ノリが右ひざ手術後順調に回復しドジャースキャンプでも軽快な動きを見せているのは好材料。だが昨季51本塁打でいてまえ打線を引っ張ったローズの穴をどう埋めるかが今後の課題として残る。。

その穴埋めとして獲得した新外国人バーンズはどちらかと言えば中距離打者タイプでローズほどの破壊力は望めない。マイナー時代には本塁打・打点の2冠に輝くなど強打者ぶりを発揮したが、大リーグ昇格後は打率1割台と低迷・・・メジャーの壁に阻まれた。来日早々のシート打撃では強烈な一発を含む2安打と周囲の期待を一身に集めたが実践練習や紅白戦に入ると変化球への対応にもろさが出た。場数を踏んで日本の投手や配球に慣れるまでは我慢の起用が続くだろう。いずれにせよローズの穴は吉岡、川口、礒部など中村ノリの前後を打つ打者が鍵を握るだろう。

注目は昨季は111試合に出場し遊撃レギュラー確保を狙う阿部真。今季はレギュラー定着へ足場を固める勝負の年となる。自覚充分で連日、特打、特守、居残り練習と体をいじめている報道が目立つ。現段階で固定されそうなのは1番大村、4番中村ノリぐらいであとはOP戦などで試しながら流動的になりそうだ。ローズが抜けたぶんチーム戦略をしっかり整備することを考えると2番と中軸は固定したいところ。2番候補は水口、星野、そして阿部真か・・。相手投手により2番打者を使い分けることも考えられるが、試合展開を大きく左右する“つなぎ役”として固定したい。いぶし銀の水口、星野よりある程度率も残せる阿部真を2番に据え中軸に繋いでいくオーダーが確実と考える。FAせずに残留した大村の役割も重要になってくる。打力は申し分ないが、それより昨季27盗塁した走力をどこまで生かせるか?紅白戦で積極的に足を絡める走塁を仕掛けるなど意識は高まりつつある。

またバイプレイヤーの存在も欠かせない。9年目の益田、2年目の大西、10年目の北川が紅白戦など実践で猛アピールしている。益田は紅白戦で4打数3安打、5打数4安打と連日の大暴れ。昨季は代打で4本塁打と“左の代打の切り札”的存在だが、好調ぶりに指揮官も「代打じゃもったいない」と成長ぶりを認めている。また大西も社会人との練習試合で参考記録だが2本塁打と大爆発。急激な成長ぶりに1軍帯同(対外試合)を手に入れた。北川も捕手から内野手登録ですっきり。コンバートというよりもともと1塁かDHでの起用がほとんどだけに気持ち的な整理がついたのだろう。2/21の紅白戦でも好調ぶりをアピール。左翼場外弾を含む4打数4安打の大暴れで紅白戦打率を5割まで跳ね上げた。

今季の近鉄打線は一発で流れを変える大味な試合展開に持ち込むこのは難しい。51本塁打の残像と戦ってはいけない。“つなぐ”意識と全員野球で“ニューいてまえ打線”を構築しなければならない。この転換期に適応できるかがプレーオフ進出、リーグ制覇の鍵を握ることは間違いない。
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2004/2/29
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