| Hawks2004〜連覇に向けてP |
| 連覇へ向けて〜球春スタート!宮崎春季キャンプ |
| 特集アンケート:Hawksオーダー&勝利の方程式 いよいよ球春到来である。プロ野球選手にとっての正月はキャンプスタート日となる2月1日。「一年の計は元旦にあり」というが、彼らにとってはまさにこのキャンプの出来如何で今シーズンが決まってしまう。他球団では早くもキャンプイン前の自主トレ中故障なんて話題が持ち上がっている。そういう選手は顔面蒼白だろう。レギュラークラスやベテラン選手らは慣れたもので自分のペース配分というのを心得ている。過去の成功と失敗の中から独自の調整法を編み出している場合が多い。若手やボーダーラインにいる選手はそうもいっていられない。彼らにとっての春季キャンプは1軍枠に食い込むアピールの場・・・生き残りを賭けた戦場と化す。それだけにオーバーワークには充分気をつけなければならない。 王監督の2004年基本指針は「挑戦者」。リーグ覇者&日本一のチームとしては控えめな方針に聞こえるが、他球団は今オフ充実した戦力補強を行っている。完全な“プレーオフ仕様”とも取れるホークス包囲網を仕掛けてきたのだ。そういった状況も踏まえ指揮官はあえて昨年の栄光を封印。積み上げてきた自信は確かなものだが、記録や実績にあぐらをかくことなく、常に可能性を最大限に伸ばすことへの“自己挑戦”という意味を掲げてのスタートであるように思う。 今季のポイントは大きく分けて3つ。1つはやはりストッパー育成であろう。西武・豊田やロッテ・小林雅のような絶対的な抑え不在のまま昨季はシーズンを制した。それも若い世代を中心とした先発陣の踏ん張りがあったからこそ・・。今季はマークされる側だから相当なプレッシャーも懸かろう・・。そうなるとやはり先発陣への負担軽減のためにも守護神は欠かせない強化ポイントとなる。2つめは中継ぎ陣のレベルアップも急務。昨季やや安定感にかける場面を多く見てきただけに確実性を重視したいところだ。キャンプイン前にして篠原が肩の違和感を訴え参加断念・・。勝利の方程式構想が白紙になってしまったことも起因している。3つめは「ポスト村松」の育成だ。打力もさることながら守備力、機動力という3つのオプションがオリックスへ流れてしまったのは大きい・・。ここを補うのは応急措置では埋まらないほどの戦力ダウンである。 オフの補強策として投手陣でメルカド、グーリンの両助っ人左腕にテスト入団で柴田、河野も獲得。未知数ではあるがルーキー三瀬、竹岡も潜在能力には魅力がある。この昨季存在しなかった6人の投手がどういった新しい風を吹かせるか?楽しみのひとつである。もっと言えばこの6人のうち何人かが勝利の方程式に加わってこないと昨季と何も変わることはないだろう。野手陣ではテスト入団で元西武・宮地を獲得。西武時代、リーグ優勝した年の3番打者で確実性と繋ぎの打撃が身上である。当面は出口との定位置争いを繰り広げてくれるだろう。 当然、次期レギュラー候補生の育成にも力を注がなければならない。しかし先ずはシーズン通して固定できるスタッフの基本構図を描くことが大事になってくる。紅白戦やOP戦でチャンスを与えつつ、首脳陣は選手個人の能力を見極めていかなければならない。ここで怖いのは先入観や固定観念で選手らを見てしまうことである。そういった色眼鏡を使うと選手の能力を殺してしまったり、過大評価してしまったりで、そのツケはシーズン中に回ってくることになる。特にデータが少ないルーキー、新入団選手には気をつけなければならない。OP戦の活躍が嘘のようにシーズン中消えていってしまった新参者も少なくはない・・。 そういった意味でも春のキャンプでは、選手個人のレベルアップ以上に“首脳陣の目”が問われることとなる。限られた期間の中で誰にチャンスを与えるのか?OP戦におけるオーダーにも注目が集まる。 |
| 一覧 |
| 2004/2/1 |
| BACK NEXT |
totto