| Hawks2004〜連覇に向けてR |
| 連覇へ向けて〜宮崎春季キャンプ総括 |
| 特集アンケート:Hawksオーダー&勝利の方程式
ダイエーホークス初の宮崎春季キャンプ。地元九州球団、そして日本一球団とあって約28万人(球団発表)のファンがキャンプ地に詰めかけた。途中風邪などで練習を休む以外長期離脱する故障者も出ず、各選手自主トレの成果を今キャンプで示してくれた。また雨による練習変更も1日だけと例年より充実したキャンプだったように思う。 順調に進んだ今キャンプを王監督も「90点」と採点。主力組はスローペース調整だったが、若手のアピール場としてはまさにサバイバルキャンプでもあった。特に投手陣は早めのブルペン入りを敢行し仕上がりの早さを猛アピール。投手王国とあって、1軍枠さえ狭き門となっているが各投手食い込みへ必死の調整が続いた。ルーキー馬原の存在は3年目寺原、1年先輩新垣を刺激したに違いない。新垣は早くからローテ入りが確約されていたが、昨季怪我で不本意なシーズンを送ったこともあって15勝をノルマに掲げ投球フォーム改造にも着手していた。一方寺原は馬原とローテ入りを直接争う立場となる。プロ先輩としては負けられない思いでライバルとして凌ぎを削っていた。 斉藤、和田、杉内、新垣の4本柱は確定で残りの2枠争いに寺原、ナイト、馬原、水田、倉野らが連日ブルペン入りし絶好の機会を伺っていた。先発枠の競争は首脳陣にとって嬉しい悲鳴だが、抑え投手の確立の課題は残ったまま。新外国人のメルカドを獲得したことですんなり収まるかのように感じたが、新守護神として存在感を示すまでには至っていない。オープン戦などの実践の中で再び『抑え』探しとなる。現在なら岡本が一番経験豊富だが、タイプ的にはセットアッパー向き。同じくセットアッパー向きの篠原が故障により今キャンプ不参加とあって必勝リレーはいまだ確立できていない状況である。 野手陣も外野争いがし烈。外野陣はバルデス、柴原が確定で残り1つを若手、中堅で競い合っている状態だ。若手では荒金、辻、井手、高橋が鍛えられ、出口、宮地といったレギュラー候補筆頭のベテラン勢も若手と同じように特守で汗を流していた。ただ昨シーズン、打率.324、32盗塁の村松が抜けた穴はいまだに「空白」のままだ。当面は右の出口、左の宮地を相手投手によって併用するプランが有力だがいまひとつ存在感を示せていないのも事実。キャンプ中で目立っていたのは3年目の井手。地元宮崎出身とあってハッスルプレーで場内を沸かせていた。実践形式の打撃でもセンターと右方向へ力強い打球を連発し首脳陣を唸らせたほど・・。開幕1軍奪取の可能性を秘めた21歳に期待したい。内野陣では6年目松坂世代の吉本がフォーム改造でようやく打撃開花といった感じだ。長打力はなりを潜めたが、より確実性を上げるための打撃フォームが固まりつつある。サードには昨年ブレイクした川崎がいるが、ショート起用も考案されており一気にサードポジション獲りのチャンスが巡ってきたのも追い風と言えよう。控え組の稲嶺、瑞季も連日居残り練習に汗を流していたようだ。 今キャンプを総括すると、『競争意識』が例年になく高まったキャンプではなかったかと思う。これも村松FA移籍、小久保電撃移籍が少なからずプラスに作用していると考えられる。不動のオーダーが流動オーダーに変わり、一気にチャンスの芽が広がっていった。昨年の川崎も小久保の故障がなければありえなかった活躍かもしれない。オフは移籍や契約更改問題でごたついた感のあったホークスであったが、今となれば空いたポジションへの競争意識となってチームレベルが数段にも上がってきているように思う。投手陣は逆に馬原や竹岡、三瀬といった即戦力の新加入が大きな起爆剤となった。特にベテラン勢は目の色変えて取り組んでいたように思う。いずれにせよ今キャンプは王監督も言うように90点という上々の仕上がりだったのではないだろうか? |
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| 2004/2/27 |
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