| Hawks2004〜連覇に向けてC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 連覇へ向けて〜早くも連覇へ赤信号!?小久保を巨人へ無償トレード! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
球界に衝撃が走った。まさかの電撃トレードである。しかもチームの4番で顔でもある小久保放出である。経緯(いきさつ)は明確になっていない。会見では、小久保自ら「環境を変えたい」「ステップアップしたい」という要望に球団側が応じた、という形になっているが・・。オーナーは涙ながらに「本人の希望を叶えてあげたい」と語ったもののなんの前ぶれもなく、急遽決まった移籍とあって、そこに本人との慰留交渉などはなかったように思われる。通常であれば交換要員や金銭でのトレードとなるが、見返りなしの無償トレードである。オーナーは「彼の年俸につけてやって欲しい」と語っていたが、「タダで4番を巨人にくれてやる」というわけだ。いわゆる事実上の“放出”ということなのか・・。 確かに球団経営は厳しい状況にある。そこにきて推定2億1千万という高額年俸の小久保を放出すれば、今季活躍した若手のアップに回せるということも考えられる。32歳という年齢にこれ以上の上積みを期待しなかったのだろうか?仮に小久保の要望だとしても、王監督を含め全力で慰留に努めるだけの価値ある選手ではないか?単に球団を維持するための“放出”手段であれば、あまりにも冷酷すぎる処遇だ。懸念されるのはチーム内の動揺・・・小久保を慕って今季頑張ったという選手は数え知れない。松中選手会長も「来季は小久保さんを加えて日本一になろう!」と祝賀会で吠えたことは記憶に新しい。今季大ブレイクしたエース斉藤和巳もまた小久保の影響を受け故障から復活した一人だ。その精神的支柱をこういった形で失うと選手たちも黙っちゃいない。ファンへの感謝を忘れないあの松中が「ファンには申し訳ないけど連覇への気持ちが急激に薄れていっている」とまで発言するほど現場は揺れに揺れ動いている。 移籍に関するゴタゴタ劇は今に始まったことではない。昨年の若田部を初め、今季は村松がFA移籍が確実視されおり、井口もポスティングによる海外移籍を志願・・。主力選手のダイエー離れが加速しつつある。ファンへの感謝、愛着心こそ忘れないが、それ以上に球団フロントへの不信感、失望が爆発した行為と予測される。いっぺんに3人が抜けるとなると「黄金時代」を築くどころか、一変して“衰退”危機に追い込まれてしまうことは明らか・・。これで来季構想も白紙状態となり、"日本一”の価値、“連覇”への期待が吹っ飛んでしまった。球団フロントへの不信感が拭えない限りチーム内のモチベーションは戻らないだろう。肝心なところをうやむやにせず、現場、ファンに納得のいく説明を求めたい。 疑問として残るのは、巨人にとってもあまりメリットがある移籍とは思えないことだ。堀内新体制になり、投手を含めたディフェンス面の強化を掲げてスタートしたはず・・。ならば弱点でもある救援陣の補強に着手するのが本来の流れなのに、現実はFA宣言した西武松井稼獲りと近鉄ローズ獲りと攻撃面ばかり補強しようとしている。サードは現有戦力で元木と江藤、控えで後藤、斉藤宣といった選手が名を連ねる。たしかに競争意識が芽生え選手間に危機感をもたらすことはあっても試合で使えるのは一人。それぞれの持ち味を殺すことにもなるのである。ダイエーにしても戦力ダウンは必至。補強どころか“放強”してしまっては戦力放棄してしまっているようなもの。川崎のように若手が育つという考え方もあるかもしれないが、小久保の場合、若手成長にも大きく影響を及ぼすだけの存在だっただけに戦力ダウン以上の痛手を負うことは確実である。 こういったマイナス移籍を説明がつかないまま断行してしまうと、球団への不信感から逆に後を追う選手らが出て来ないとも限らない。球団経営難だからこそフロントはチーム内に「安心感」を与えるような努力を行うべきではないかと思う。このままでは“不安”に拍車がかかり、日本一球団が空中分解してしまう。歓喜に沸いた10.27から1週間・・・パレードで賑わった11.2の翌日・・福岡は悲鳴にも似たファンの叫びにどよめいている。 ダイエーホークスの来季オーダーを考えよう! |
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| 2003/11/4 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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