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Hawks2004〜他球団戦力考察A
他球団戦力考察#千葉ロッテ編戦力充実―復活組の逆襲も
特集アンケート:Hawksオーダー勝利の方程式

’95年のバレンタイン第1次政権は2位という好成績でシーズンを終えた。それから9年・・再びバレンタイン政権が復活。第2次政権と呼ぶには前回があまりにも短かっただけに9年越しの1次政権のコンティニューといっていいだろう。バレンタイン監督を迎え今年のマリーンズは大きく変わろうとしている。戦力的にもまとまりつつある。やはり黒木の復活、小宮山の復帰はスタッフが充実するだけでなく、投手陣の精神的な面で大きな影響を与えてくれる。特に黒木、小宮山は1次政権時にブレイクした経緯もある。今年に賭ける覚悟は相当なものだろう。そしてなにより打線に厚みが増したことは大きい。

韓国の大砲、の加入はバットから繰り出される長打以上に周囲への相乗効果を得られそうな存在だ。まず刺激をまともに受けているのは11年目を迎える福浦だろう。普通にいけば一塁福浦、DHで収まるところだが、「攻撃と守りのリズム」をが主張したことからポジション争いが勃発。キャンプ・紅白戦と同じ一塁でシートノックを受けるなど正一塁手争いを繰り広げている。福浦にとっては昨年G・グラブ賞の意地にかけても一塁ポジションは渡せない。3年連続で3割をマークしているが、仕上がり具合はここ数年では一番ベストな状態ではないだろうか?紅白戦で3発放つなど下半身を使ったスイングが固まってきているようだ。はバットコントロールが非常に巧みで打球が左中間へ伸びていくのが特徴である。強引に引っ張る粗さは今までの報道などでは見受けなれない。内角も巧くひじをたたみ角度をつける回転の良さもあるし、コースに逆らわない器用さも兼ね備えているようだ。遠くに飛ばす能力は天性のもの。 いずれにせよ打者としてはまったくタイプの異なる2人である。バレンタイン監督からすれば“競争”により互いの能力が高まればチームのレベルアップにつながる。そういう意図もあって福浦を競わせているのだろう。

新戦力ではフランコも前評判は高い。広角に打ち分けるスタイルは日本向きといっていいだろう。ベニ―もスラッガーというイメージとは異なりパワーと起用さを持ち合わせた確実性の高いバッターのようだ。李、フランコ、ベニ―が並ぶ中軸は他球団にとっては厄介な新オプションになりそうだ。

あとはバレンタイン監督の采配だ。TVの画面上ではあるが、キャンプ中の選手たちの表情を見る限り、心は掴んでいるようだ。何よりユニークな発想での練習が興味深い。8組でチームを分け、打撃を競う『バレンタイン杯争奪バーチャル打撃ゲーム』は連日盛り上がりを見せている。遊び心を取り入れたゲーム式練習だが野手は皆明るい雰囲気の中でも真剣そのもの。監督から賞金が出るとあってプレッシャーを楽しみながらチームの結束力を高めていっている。 グランド内でも身振り手振りのバレンタイン監督がブラウン管を通して映し出される。意図的に選手との距離感を縮め、コミュニケーションを図ろうとする姿勢が伝わってくる。言葉の壁は、体当たりで解決しようということなのだろうか?いずれにせよ今季のマリーンズは昨年までとは違った色をすでに放ち始めている。これがシーズンに入ってなお色あせることがなければ、ホークス対抗馬一番手にきてもおかしくない存在だ。
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2004/2/26
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