| Hawks!2004シーズン〜連覇へ#9 |
| Hawks!2004シーズン〜連覇へ |
プレーオフ第2ステージ 短期決戦を知り尽くした男のバットで決めた! L 000 001 002 3 H 201 020 31- 9 9/23以来の実践、試合勘が鈍っていないか?が不安要素のひとつだった。短期決戦はひとつのプレーで流れが変わってしまう。しかも最初に流れを引き寄せた方が有利にシリーズを運ぶ。間隔の空いたホークスがもたついている間に、第1ステージを勝ち抜いてきた西武がその勢いそのままに主導権を握り突っ走るのでは?との予測もあった。しかし蓋を開けてみればなんてことない。シーズン中をも上回る試合運びで宿敵西武に圧勝した。 先に流れを引き寄せたのはホークス。先ずは先発の新垣が初戦のプレッシャーを跳ね除け、初回のアウトすべてを三振で斬ってスタートさせた。しかも第1ステージで大爆発したフェルナンデス、カブレラを宝刀スライダーで捻じ伏せたことが打線を勇気付けるキッカケとなった。 その裏ホークス打線は新垣の気迫に押されるような形でチャンスメイクする。古巣相手に燃える宮地の内野安打を皮切りに松中が四球を選び2死1・2塁。点が入るか入らないかで大きく展開が変わる大事な場面で打席に迎えたのが短期決戦に強い城島だった。3度のリーグ制覇、2度の日本一、そしてアテネでの銅メダル・・。これまでの経験をすべてエネルギーに変えるのが城島の凄さである。 激戦を勝ち上がってきた西武に、長らく待ち構えたホークス。試合勘などの不安説や不利説のプレッシャーを跳ね除ける城島の一振りが広く空いた1・2塁間を抜けていった。待望の先制点。単なる先制したという事実だけでなく、チーム内に張り詰めた緊張感の呪縛から開放する一打となった。この一打にズレータが続く。いつもなら力むところのズレータが逆らわずにライト方向へタイムリー。この2点で新垣の投球に余裕を与えた。 城島は3回にもソロHRで貴重な追加点を叩き出し、5回には満塁から2点適時打で勝負を決めた。なんと4打点の大爆発。アテネ後調子を落としていた城島だが、短期決戦での集中力はさすがだ。右、左、中と打ち分けた打撃技術もさることながら短期決戦の勝負所を逃がさない集中力・・。これがチームにパワーを与えた。 圧巻は7回・・井口がレフトへ弾丸アーチを掲げれば、三冠松中は高々と滞空時間の長いアーチをライトへ。そしてトドメはズレータが左中間立見席まで届く150m弾をアーチ競演を締めくくる。単なるアーチ攻勢ではない。一本一本のアーチにバリエーションをつけて西武投手陣を粉砕した。新垣は大量点にも守られ7回を1失点と好投。第1ステージで20得点した強力打線の勢いまで止めた。 勝負の分かれ目は5回。1死満塁で城島のシーンだ。それまでの2打席でヒットとHRという内容からして先発石井は交代だろうと思ったが、西武ベンチの判断は続投・・。結果的に駄目押しの2点タイムリーを打たれ勝負が決まってしまった。3点差のままならどう転んでいるかわからない試合展開だっただけに疑問の残る続投だったように思う。第2戦はエース松坂を立て必勝態勢で臨むが第1ステージで7失点降板した不安は完全に拭えていない。逆にホークス打線はシーズン中にしてやられた分(1勝5敗)をリベンジする最後のチャンスとして襲い掛かってくるだろう。第2戦のカギは、「松坂の変化球」にあると思う。第1ステージも立ち上がりは手の付け所がないぐらい快調なピッチングであった。しかし、甘く入った変化球を狙い打ちされ小笠原、セギノールに手痛い一発を浴びた。もしホークス打線が150km/hの直球を捨て変化球狙いでくれば中盤以降に攻略することも充分考えられる。一方ホークス先発の和田は今季西武戦の相性はあまり良くない。というのも高めに浮いた直球やスッポ抜けた変化球を打たれた印象がある。そこを修正してカウント先行のピッチングができれば松坂と互角に渡り合えるだろう。 いずれにしても2番手以降の継投勝負と予想する。おそらく8、9回に山場が訪れるだろう。そこに誰がマウンドに上がっているか・・・脇役が試合を決める試合になりそうだ。 |
| 一覧 |
| 2004/10/6 |
| ←Back Next→ |
totto