1リーグがダメな根拠
1.リーグが減ることでリーグファンの行き場がなくなる。
ファンは球団だけを応援しているとは限らない。セ・パのリーグ自体を愛し応援している人だって多いはず。
2.各部門のタイトルが1つになる。
セの首位打者、パの首位打者と今までタイトル争いが各リーグで争われ盛り上がっていたが、それが1つになることでシーズン終盤の楽しみが減ってしまう。もし今季1リーグだったら松中の3冠王だってありえなかった。
3.1リーグにすることで単純に消化試合が倍になる。
今までは各リーグ4〜6位のチームがBクラスということで線引きをしていたが、10球団1リーグになると4〜10位がBクラス。9位vs10位、7位vs8位、5位vs6位、4位vs5位以下など消化試合が倍増してしまう。
4.プロ野球の夢の祭典、オールスターゲームの価値が下がる。
違うリーグで磨いてきた技術をぶつけあってこそ白熱した試合をファンにお魅せすることができる。相手リーグへの対抗心やリーグを代表してという責任感もあって一流のプレーが繰り広げられるのだ。同リーグで東西対抗戦みたいにリーグ戦の延長になると盛り上がらない。実際、リーグ東西対抗が行われているがTV中継もないのが現状。
5.日本シリーズの価値が落ちてしまう。
リーグ優勝同士の対決だからこそ“決戦”という名にふさわしい戦いが演じられる。これもリーグを代表する精神があるからこそ最高の試合が繰り広げられるのだ。しかもシーズン中顔を合わせたことのないチーム同士の対戦だけに日本シリーズはデータ戦、采配戦、選手起用などバラエティに富むから面白い。これがなくなるのはプロ野球ファンにとっては一番つらい・・。
6.球団が減るといろんなところでその影響を受ける。
まずレギュラーが16ポジション(投手抜きで)確実に減る。それだけ活躍の場が減るということになる。今季ブレイクした西武・中島選手のような未知なるプレイヤーの成長の場も奪ってしまうかもしれない。当然、希望をもってプロの門を叩く指名選手も10〜12名は漏れてしまう・・。イチロー(D4位)やSHINJO(D5位)など潜在能力を持った選手が指名から漏れ、即戦力と呼ばれるアマ実績者だけのドラフトに偏ってしまうかもしれない。受け皿が狭くなることで野球界の底辺までも影響が出始める恐れがある。
7.魅力あるカードが増える、ということはその逆もあるということ。
ダイエーvs巨人、阪神vsダイエーなど今までにないカードが増えるメリットもあるが、逆に人気低迷チーム同士のカードも組まれるということも忘れてはならない。そして物珍しいうちはいいが2〜3年すれば飽きてくるのがファンの心理。それより組まれるカードに価値(たまにしかも数少ない)を見出す交流戦の方が望ましい。